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従う。
2011-12-07 Wed 16:07








一男性の…

ご主人様。

私はご主人様として、それとも男性として好きなのかわからないような時があります。

私の中で「ご主人様」のくくりがわからなくなっている時もあって…。

ご主人様とごく普通の出会いで知り合っていたらどうなっていたのだろう…。

私は誰かの奴隷になりたくて「SM」というカタチで出会った訳で…全く違うカタチだったらご主人様は私に興味すら抱かなかったかもしれません。

日常においても支配されていると感じる日々で、私はご主人様の下に位置する人間だと思っていて「ご主人様」という呼び名とその存在で、このお方の仰る言葉には絶対従うという部分があるのです。

それが、たまたまSMという出会いがキッカケだっただけで、人それぞれと同じように主従にも色んなカタチはあるだろうと思います。



今までにはない感覚…。



いつしか自分の中で自然と身につき、何にも違和感なく素直に受け入れられたような気がします…。

日常においてもご主人様の仰る事は素直に受け入れていて…。

ご主人様が仰る事は正しくて…私はそれに従い…みたいなところはたくさんあります…。

こうしてご主人様と一緒に過ごす時間が増える中で自然と身についていった感覚か、もともと私の中に眠っていたマゾヒストな部分…身体的・精神的の両方があったのかはわからないけれど、ご主人様は全てを見抜きいつしか引き出していたのかもしれません…。

ここに書けるほど自分の魅力もなくて…取り柄…自慢出来る部分はありません…。


真性マゾでもありません…。


でも……
私が内面から変わっていく
自分が素直に変わっていく姿がわかる時があります…。

自分の気持ちに正直で真っ直ぐで、ココロの中ではいつもご主人様の目下で跪いている姿の私が思い浮かぶのです。

対等には歩けないのに、日常で一緒に歩いている妙な感覚…。

今まで手を伸ばしたくても出来なかった事が出来る妙な感覚…。

でも
でも…いつも跪いて顔を上げる余裕すらない姿。

今までにない不思議な感覚。

こんなに誰かに従うなんてこれからも全くないと思います…。

万が一、何かしら私の地位が変わったとしてもいつしか身についた感覚はきっと消えないのだろうと思います…。

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