深夜にブログ更新です。
タイトルにデッサンと書きましたが、何故書いたのかと申しますと、高校生の時に電車に乗っていて、とある年配の女性に「貴方の唇はとても綺麗な輪郭をしてるわね。良ければ描かせてもらえないかしら?」とお願いされた事がありました。もちろん、視線は感じていましたが改めて声を掛けられるとドキッとしてしまいました。
当時電車はBOX席になっていて(今でも外房線など走っていますが・・・)ちょうどBOX席のところに立っていて、女性の方は座って私をじっと見つめていました。
朝でしたのでそこそこ人は乗っていたものの、断る理由もなかったので緊張しながら、周りの視線を凄く感じながらもお返事したのを覚えています。すると女性はスケッチブックを鞄から取り出し、鉛筆で描き始めました。
「もう少し、顔を右側に向けてみて。・・・そう動いちゃだめよ。」とあれこれ指示を出され、それに応えていきます。
乗車時間は30分程度でしたので唇の輪郭を描いていき、あっという間に描き上がりました。
その方はお礼を述べて乗り換えていかれました。デッサンとは緊張するものの、描く側の真剣な眼差しにこちらもそれに必死に応えなくてはと真剣になります。
緊縛もデッサンと似ているように思います。
ご主人様は額に汗をかきながら、一生懸命赤い麻縄を施していきます。その眼は真剣そのものです。私もそれに応えようと集中し、汗をかいているのを忘れてしまうくらいに縄酔いし、感じ、逝き悶えてしまいます。
こうして昔の事を思い出し、そしてご主人様と出逢い、唇の写真を美しく撮って頂くのは私自身に更なる自信を与えて下さっていると感じました。
タトゥー・・・
ご主人様から「私の名前をタトゥーで小華紅の身体に入れたい。」とお話がありました。
ちょっと、びっくりしましたが・・・私には近いうちにそのお話はあるだろうと思っていました。
ラビアにピアス、そしてご主人様の名前をタトゥーとして刻む・・・。
正真正銘の奴隷の証です。
でも、一生取れない証・・・それなりの覚悟は必要です。
私は・・・ご主人様の名を刻むなら・・・
ご主人様が嫌だと申されても・・・ご一緒の墓場まで付いていくつもりです。
そして、互いの名を刻んだまま、ご一緒の墓場で主従のまま永遠の眠りにつきたいと思っています。
それほど、ご主人様を愛おしく、感じているのです。
タトゥーを入れる場所・・・背中、もしくは腰の辺りに入れたいと考えています。または胸の辺りでもいいかなとも思います。
絵柄はやはり、漆黒の世界に羽ばたく蝶とご主人様の名前・・・またはご主人様のお好きな花とご主人様の名前を刻んでもいいかと思います。
ご主人様も一緒に刻む時・・・嬉しくてきっと泣いてしまうんだろうと思います。
ご主人様・・・
少しずつですが、互いが一緒に描く主従が見えてきましたね。
やっぱり、私は・・・ご主人様とこうして出逢い、共に歩んでいく為に生まれて、そして遠回りしましたが、こうして何かの運命を手繰り寄せるようにやっと出逢えました。
この想いを抱いたまま、いつまでもずっと寄り添って、見えない鎖で繋がれながら歩んでいくつもりです。